観光のお楽しみのお土産。自分のためだけでなく、日頃お世話になっている方々への贈り物として心を込めてご提供したいものです。京都人が普段、贈答として利用する場所もご紹介、是非、ご参考ください。
関西・厳選のお品・サービス
京都・奈良は約1,200年の歴史がある日本の都です。
雅な文化や慣習の中で培われた匠の技術が日本の伝統として伝承されています。
ここでご紹介するお品類は、nobuさんもお奨めする厳選のお品・サービスの一つです。
ご参考まで!
Recommended goods and services in Kansai
Kyoto and Nara are the capital of Japan with a history of about 1200 years.
The skills of artisans cultivated in elegant culture and customs have been handed down as a Japanese tradition.
The item introduced here is one of the selected goods & services recommended by Nobu.
For your reference!
江戸幕府の中興の祖、徳川吉宗の時代に窯開きをした老舗。
祇園から清水寺へとつながる五条坂界隈は、かつて京焼・清水焼で栄え、今も古い登り窯がレジェンドとして残っています。
約40年前に市街地化で煙の公害が問題になり、清光焼の登り窯は、清水さんからは東に山を越えた山科の清水焼団地に移動しました。
今では薪ではなく電気釜で焼かれています。
清水さんの門前が遊興地として賑わいを見せるのは江戸時代の中ごろからで、焼き物が参拝客や遊行客相手にみやげ物として人気があったそうです。
清水さんから掘り出される「土」そのものが縁起物として喜ばれたという理由もあったようです。
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● 江戸後期(1771 年)に初代清水六兵衞が清水さんの五条坂に開窯。
● 六代六兵衞の時に清六陶匋(現、キヨロク)2015年に法人化。
● 犬や猫などのオブジェといった創作陶器も人気商品です。
金高刃物老舗。寛永末期に日本剃刀の鍛冶屋を開業し、屋号は「藤原金高」と言いました。
江戸末期より、京のおへそ、中心にある六角堂前にお店を移し、今に至ります。
約200年受け継がれる伝統的な製法 鍛接(たんせつ)・鍛造(たんぞう) 。
京の職人に愛される金高の刃物は、研ぎやすく切れ味抜群!一般のご家庭用としてご使用いただきたい逸品です。
祇園祭の頃、夏の風物詩として代表される旬の魚・鱧(ハモ)。小骨が多く食べにくいイメージがあるかもしれませんが、伝統的な料理人の手と最高級の包丁による骨切りや骨落としされたハモ料理は格別です。
質がよく、切れ味よさそうな包丁やペティナイフ、ハサミなど、一生ものが見つかるものと思います。
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● 京の良きもの 金高刃物老舗
中京区六角通東洞院西入る堂之前町244
● 華道家元 池坊御用達
御倉屋(みくらや)さん。和菓子は仏様へのお供えや法事等の仏事にはなくてはならないお品。
ここの看板菓子は、もちろん「旅奴」。
カステラとボーロの中間のようなサクッとした台に黒砂糖みつをからませただけのもの。
このシンプルさが京の「ほんまもの」です。賞味期限は10日。
寂庵の瀬戸内寂聴さま、天台座主の森川宏映さま、金閣寺元執事長の江上泰山さまがあの世に旅立たれました。
今頃、先人たちを囲んで「旅奴」と抹茶を楽しんでいるかもしれません。
今の時代の命を多く支えてきた命に合掌。
徳泉堂さん。仏さんへのおつとめに使うお線香から心を落ち着かせたいときなどのお香を扱う小さなお店です。
京都には何百年と続く歴史のあるお香を扱う有名な老舗も何店かありますが、ここは手作りのお香専門店。
お店とは別にある工場では、天然の材料を使いすべて手づくりで、細麵のうどんを作る要領で作成されています。
お香を通して今に生きる人と仏さまとを結ぶことのできる素敵な仕事から生まれるお香をお楽しみください。
手軽な価格帯で、また香りを確認してからご購入できますので、末永くお付き合いできるお店と思います。
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●京の良き香り 徳泉堂
上京区智恵光院通り竹屋町入る西入る主税町
窯焼き物は、モノづくりの中でも奥が深いと言われています。同じものが作れない面白さ、難しさがあるからです。土・水・火を基本に、そして根気もいる作業です。上薬、釉薬(ゆうやく)を使わない方法もありますが、シンプルな分、やはり難しいようです。
匠の世界、承継する技に日本の伝統文化が培われています。
日本の焼き物の魅力にはまった陶芸の専門家ロバート・イエリンさん。焼き物のすばらしさを世界に発信しながら、銀閣寺前で焼き物ギャラリーを営んでいます。
ほんまもんの人が集う国際都市の顔も持つ京都ならではのお店です。
個人的には眺める焼き物よりは、味のあるぐい飲みの器で、上品な大吟醸ではなくキレと深みのある吟醸酒を口に含む時が至福の時です。
京都の名水で磨き上げられた地酒もお奨めです。
壬生(仏光寺御前)にある和菓子屋「小松屋」。
蒸した栗丸ごと贅沢に包む栗餅(@200円)、もちろん、秋限定。
餡よりも栗が多いのが特徴で、味はシンプルに栗の味と餡は甘さを抑えた、こし餡と粒餡(お一人様、20個まで)があります。餡の量は少なめため、多分、違いはわからないでしょう。
隣近所にお願いされていたのでしょうか、何と20個、買っている方もいました。
山形の「あんびん」*のように大福並の大きさのため、お腹満腹かと思いつつも、甘さが抑えられているため、ついつい何個でも行けてしまいます。
また、栗の入ったお赤飯(600円)も季節限定品。おいしいです。
昔ながらのおまん屋さんでさえ、ここ数年で行列ができるお店となりました。
地元あっての商売を第一にするのが京の老舗。正直、残念な気持ちもありますが、とても腰の低いご商売をされています。繁盛する訳です。
それにしても、大の男性どのが並んでいる姿がおもろいです。
* 「あんびん」
大福餅。山形南陽市の赤湯温泉に大福で有名なお店があります。こちらのお店は早朝7時から開店、午前10時頃には売り切れになるそうです。
大きな大福餅が12個単位(@120円)で売れるという京都人のお口には理解できないご当地もの。家族4人でも食べきれんへん。
背景には羨ましい家族構成があるようです。それとも、単に食いしん坊で、甘いものは別腹でしょうか。
本田味噌本店。江戸・天保元年創業の味噌屋さん。
昭和の時代には樽仕込みのお味噌屋さんが商店街には必ずありましたが、きょうびはコンビニか、スーパーの陳列棚。今でも生き残る老舗はやはり敷居が高い高級感があります。
でも、京料理では、出汁をベースとした「甘味・旨味・塩味・苦味・酸味」と「淡味」で六味と云われ、この淡味を引き出すのが白味噌。 今でも京のお雑煮や精進料理、和菓子などには無くてはならない調味料の要の一つです。
精進料理の薄味が物足りないのか、お醤油をかける方にはお奨めできない六味です。淡味は京の食文化です。
処暑を過ぎ、9月に入り、京都では朝晩はとても過ごし易くなりました。
柏屋光貞(かしわやみつさだ)の「行者餅」。祇園祭宵山の一日しか販売されない「役行者山」ゆかりの和菓子。
今年は事前予約なしの販売のため約2時間待ちました。
求肥(ぎゅうひ)と山椒(さんしょう)の効いた白味噌のあん。美味しいかは「名物に・・・」の部類かもしれませんが、食すると1年間無病息災と云われると、少々お高い和菓子ですが今までは予約。
でも、観光客さんと同じように並んで買うのはお上りさんのようで京都人のプライドが許しまへんなぁ。堪忍。
銀閣寺前で焼き物ギャラリーを営むアメリカ生まれの日本陶芸の専門家ロバート・イエリンさん。時々アメリカの美術館などでも講演されています。
ほんまもんの人が集う国際都市の顔も持つ京都です。
>>>"Japan: Fascinating Diversity" 外務省. Retrieved March 12, 2012.
節分の翌日、今日は『立春』、春のスタートです。
洛中には歴史がある分、多くの石碑もあります。古いものから新しいものまで様々な石碑に遭遇できます。
今回の石碑は『上杉景勝・直江兼続屋敷跡碑』。NHK大河ドラマ『天地人』を記念し、2009年に設置。
豊臣秀吉の聚楽城時代、全国の大名が聚楽城のそばに結集し屋敷を構えていました。二条城の上に位置する上京区黒門通一条上る西側の弾正町。地名の由来は、景勝の官位が弾正大弼(だんじょうおおひつ)だったことによります。
景勝は、豊臣政権の五大老の一人。上杉謙信公を家祖とする上杉家2代目で出羽米沢藩初代藩主。
一方、直江兼続は、『愛』の字の兜の前立を付け戦ったと伝わる景勝の右腕の名参謀。景勝は5歳年上で、両者は主従の関係というより兄弟のような仲で、謙信の下で『義』の精神を学び成長したと云われています。
兼続の墓は米沢の松岬神社、林泉寺、そして京都の臨済宗妙心寺北門にある隣華院。
この石碑から西には、佐々木酒造があります。洛中に現存する唯一の蔵元で俳優・佐々木蔵之介のご実家。軒下の杉玉も茶の色を濃くし、新酒『聚楽第』の熟成も増しています。
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