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臨済宗禅寺の初夏

臨済宗(りんざいしゅう)は、中国の禅宗五家(臨済・潙仰(いぎょう)・曹洞・雲門・法眼)の一つ。

禅の修行道場ではとても厳しい規律の中、時として外に響く罵声などの指導の声が聴こえてきます。

自らの限界を知るための修行と云います。己の限界を知ることで、今後の修行においても怖いものなしということです。

 

一方で、塔頭では季節の花が庭に彩りを与えています。

等持院の「皐月」が見頃となっています。また、梅雨に入ると「半夏生」が緑の中で可憐な白色が映えてきます。

天龍寺の放生池の「睡蓮」がこれから本格的な夏にかけお花をつけてきます。菖蒲が咲いていました。