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妙心寺退蔵院 の晩秋

 

退蔵院。妙心寺第三世・無因宗因(むいんそういん)が開山。

 

普段は方丈(重要文化財)の中から眺めることができない狩野元信の作と伝わる枯山水の優美な庭園「元信の庭」(国指定名勝・史跡)。

枯滝・蓬莱山・亀島と石橋など多数の庭石が豪快に組まれています。

 

そして敷地の奥にある庭園「余香苑(よこうえん)」。「昭和の小堀遠州」と称えられた造園家の中根金作が1963年(昭和38年)から3年の月日を費やして作庭した池泉回遊式庭園。

大刈込みの間から三段落ちの滝が流れ落ち、深山の大滝を見るような風情があります。

 

茶室でお抹茶をいただきながらしばし瞑想しましょ。

 

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●退蔵院。臨済宗妙心寺派大本山

初期水墨画の代表作の如拙(じょせつ)筆の国宝「瓢鮎図」を所蔵。