上賀茂神社。下鴨神社と並ぶ山城国一宮のひとつ。
平安京創建よりもはるかに前から祭祀が行われていた古い由緒を持つ神社。
その境内には小川が流れ、「ならの小川」と呼ばれています。
その由来は、かつてはほとりにその葉で神饌を盛る楢の木が茂っていたためとされます。
百人一首の藤原家隆
「風そよぐ ならの小川の夕暮れは 禊(みそそぎ)ぞ夏のしるしなりける」の歌でも知られています。
6月30日夜の夏越祓、旧暦6月30日頃にあたる8月初め、盆地特有の蒸し暑い中の小川はさぞ気持ち良いものでしょう。
その昔、足を入れて涼んだこともありました。
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●賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)。通称は上賀茂神社(かみがもじんじゃ)。
●ユネスコのユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」野津として一つとして登録。