京都国際ホテル跡地(二条城前)にオープンした高級ホテル。
この地は、福井藩の藩邸(京の連絡事務所)が置かれた場所で、留守居役が詰め、町人の御用掛を指定して、各種の連絡事務に当たった所となります。その後、この地は三井総領家(北家)の邸宅と大元方(三井の事業と家を統括)の所在地となり、さらに、この下にある京都ANAホテルは南三井家の居宅跡地となります。
元禄16年(1703年)に創建され、三井総領家(北家)の時代より本敷地で受け継がれてきた梶井宮門をホテルのエントランスとして移設しています。
京都国際ホテルは老朽化もあり、惜しまれながらもその歴史に幕を閉じてから、コロナ禍の前、2020年11月に新たな高級ホテルとして生まれ変わりました。
今まで、多くの芸能人や結婚披露宴などに利用されてきたホテルです。そう云えば、北大路欣也が叔父にあたるホテルマンも務めていました。確かに、似ていました。