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歴史のある三井寺

 

三井寺(みいでら)。歴史は7世紀ととても古いお寺ですが、比叡山延暦寺との対立抗争が激化などで、何度も焼き討ちにあい、近世には豊臣秀吉によって寺領没収で廃寺同然となったこともあり、こうした歴史上の苦難を乗り越えてその都度再興されてきたことから、「不死鳥の寺」と称されています。 

 

「三井寺」の由来は、日本という国の基礎を造り上げた天智・天武・持統(女帝)天皇の三天皇が産湯に使った井戸があり、これが寺名の由来。

 

国宝や重要文化財を多く保有、名庭があり、唐院や三重塔、近江八景のひとつ「三井の晩鐘」も有名。「三井の晩鐘」は、金堂横の鐘楼の中にあり、毎年除夜の鐘に使われ、趣深い音を響かせます。平等院、神護寺の梵鐘と共に日本三銘鐘の一つです。

 

また、桜の名所としても知られ、開花期は夜間特別拝観として境内一円がライトアップされます。新緑のもみじや秋の紅葉も美しい琵琶湖を代表するお寺です。

 

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●三井寺(みいでら)、正式名、園城寺(おんじょうじ)

●天台寺門宗の総本山

●ご本尊:弥勒菩薩さま

●西国三十三所第14番、2015年日本遺産に認定