金閣寺。サワラ板のこけら葺き屋根が新調され立派になりました。今年の9月からの葺き替え工事も、ほぼ終了しました。工期中は足場を組み、全体をシートで覆うため、金閣は見えなくなっていました。1950年夏未明の悲しい金閣寺炎上から2回目の吹き替えとなります。
参拝者が少ない今だからできた工事でもあります。大晦日までには完了します。
新年には神々しい舎利殿を眺めることができるでしょう。
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●金閣寺(正式名称:鹿苑寺(ろくおんじ))
●臨済宗相国寺派大本山相国寺の境外塔頭
●舎利殿「金閣」が特に有名なため 一般的に金閣寺と呼ばれています。
●1950年(昭和25年)7月2日未明、放火により国宝の金閣と仏像等を焼失(金閣寺放火事件)
●銀閣(慈照寺観音殿)、飛雲閣(西本願寺)と併せて「京の三閣」と呼称