愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)。天台宗のお寺。
このお寺にある羅漢石仏は、1981(昭和56年)年に仁王門(江戸中期)の解体修理を行った際、先代住職西村公朝さんが「境内を羅漢像でいっぱいにしょう」と発願されたことが始まり。
どの像も名のある仏師の手になるものではなく、信徒や参拝者の手彫りです。
今では石仏は苔生し、微笑ましいお姿で参拝者を迎えてくれます。
誰もが自然と手を合わせてしまうことでしょう。「癒しのお寺」です。
嵯峨野の北のはずれにあるため、秋の深まりも早いようです。紅葉の見頃です。