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大師信仰が息づく東寺

東寺。真言宗総本山。正式には教王護国寺。ご本尊さま薬師如来。796年桓武天皇の創建,羅城門の東に位置したので左寺,左大寺とも呼ばれていました。823年嵯峨天皇が空海に下賜、以後、真言密教の根本道場。

京都のランドタワー五重塔、薬師如来像が安置される金堂、空海の住房の大師堂(現在、屋根改修中)、蓮華門はいずれも国宝、見所満載のお寺です。

 

高野山と同様、弘法大師の魂が今でも感じ取れる霊場で、今の季節、まだ夜が明けませんが早朝6時からの「生身供」(小一時間)にも是非、一度、お参りください。

お大師様が生きておられるときと同じように、ご飯をお出しする儀式で、最初に「粥膳」、そして「本膳」、「二の膳」、最後に「玉露のお茶」が供えられます。

その後、お舎利(お釈迦様の分骨)の壷を授かります。頭と手のひらに乗せて下さり、お釈迦様から直に頭を撫でてもらい、お手を触れて頂く事になります。

 

今に息づく大師信仰を体験できます。儀式終了後には夜も明け、不思議なことに爽快な気持ちとなります。

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