長慶院。臨済宗妙心寺派大本山の北門の東角にある塔頭。安土・桃山時代の1600年、豊臣秀吉の妻北政所(ねね)の姉になる杉原くま(ねねの兄、木下家定の妹)が開基。開山は東漸宗震(とうぜんそうしん)。
ここの門は、伏見城の東門を移築したものと云われています。本堂前のお庭に4月中旬に咲く藤の高貴なお花が見事です。
通常は非公開のお寺(小坂興道住職さん)ですが「坐禅会」、「写経会」、マインドフルネスの「ヨガニードラ」や「音楽夜会コンサート」などを催し、門戸を開くお寺の一つ。
格式を重んじる傾向が強い妙心寺大本山のお寺の中では、檀家さん以外にも身近なお寺の形として実践、幸福度を高めることでしょう。
「竈開き」(明日10/15(日)午前11時から)に開催。
家の中で最も清浄な場所である台所、火と竈の神、三宝荒神さまの竈火入れなどの儀式が行われます。お酒なども振舞われます。