神楽岡宗忠(むねただ)神社。吉田山麓にある黒住教教祖(江戸時代に岡山今村宮で開いた教派神道)を祀る神社で、江戸末期の文久2年(1862年)にご鎮座。
東の真如堂と真正面に位置する場所にあり、朝日が昇るお日様を遥拝することを旨とする太陽神天照大神(あまてらすおおみかみ)を信仰の中心に置く教派。
ここの狛犬は岡山備前焼の逆立ちしたお姿。
普通、狛犬は、右が開口、左が閉口の阿吽(あうん)の対で聖域をお守りしていますが、この狛犬は、逆さ狛犬、両方共に後ろ足を蹴り上げた姿勢で、大きさもかなり大型。
このお姿、踊っているお姿を捉えたものか、あるいは邪気に対してより威嚇したお姿なのか、よく分りませんが、ふと・・・思い出しました。
あれは、先日、公園で見かけたお姿ではないか。
飼い主さんに「器用ですね」とお尋ねすると「後ろ足が濡れるのが嫌いなようです」とのこと。
小型の几帳面なワンコでした。