「京都浮世絵美術館」(四条河原町、藤井大丸の西側)。各地で浮世絵美術館が開設されるなか、今年4月開設。
葛飾北斎の初摺(ずり)の「富嶽三十六景」や歌川広重の清水寺や金閣寺など京都名所を描いた「京都名所之内」など40点ほどの浮世絵を展示。
東海道五十三次(日本橋から三条大橋、徒歩で15日程)、誰もが気軽に京都観光に来られる世ではなく、浮世絵は江戸時代の庶民の娯楽。
浮世絵に始まり、私たちもつい最近まで旅行雑誌などの写真を楽しんできましたが、今やネット時代、SNS、Instagramなど大きな変革を迎えました。
さて、これからどんな時代になることやら。
でも、実際に体験し感動することに勝る娯楽はないことだけは、いつの世も変わらぬことでしょう。
そのためにも、京の変わらぬ風景を後世に残すことが、今の世の務めであると思います。
ところで、観光税の導入、理解されるでしょうか。白足袋の方々が反旗を翻した古都税の二の舞だけは避けたいものです。
その昔、金閣寺の上にある左大文字の山の麓近辺では、秋の味覚の王様、松茸が採れたそうです。確かに赤松が描かれています。
追伸)大型台風、京都は今夜、通過します。風が強くなってきました。皆さん、ご無事で。