山崎蒸溜所。長岡京のお隣の島本町山崎にあるサントリーのシングルモルトウイスキーの蒸留所。NHK朝の連続小説「マッサン」でも登場した「日本のウイスキーの父」、竹鶴政孝が所長を勤めたことのある森に囲まれた場所に建つ蒸溜所です。
今や本場スコットランドもうならせる世界のシングルモルト「山崎」。日本人の繊細な感性が世界を凌駕した商品の一つです。
この立役者が日本人として初めてウイスキー殿堂入りしたブレンダー輿水精一さん。ブレンデッド・ウイスキーの最高峰「響30年」やシングルモルト「山崎50年・35年」を世に送り出した方。昨春、縁があり講演を拝聴する機会がありましたが、「マッサン」と同様、愚直にこだわり続ける者のみが達成できる域であることを思いました。その原点は誰もが持っている「無我夢中」という好奇心かもしれません。
山崎蒸溜所では、約1時間半の製造工程の見学とティストを楽しむことができます。
シングルモルトを嗜むには、スプーンと一滴の水が必需品。その答えは、是非、現地でご確認ください。驚きの香りに感動することでしょう。中島みゆきの「麦の唄」のメロディや歌詞も呼び起こします。