利休好みの庭、東山随一

真言宗智山派(ちさんは)智積院(ちしゃくいん)。正式名「五百仏山根来寺(いおぶざんねごろじ)智積院」。真言宗智山派総本山。

名勝庭園は秀吉の時代に作庭の後、江戸時代に修築され東山随一の庭と云われています。特に5月下旬から6月下旬にかけて咲くサツキが見事ですが、「利休好みの庭」と伝えられるだけはある四季を通じて魅了するお庭です。

 

また、桃山時代を代表する絵師・長谷川等伯(はせがわとうはく)一門が描いた「桜図」や「楓図」などの障壁画(国宝指定)も拝見できます。

 

四季を通じて凛とした佇まいのあるお寺の一つです。「南無大師遍照金剛」