京都御所にある京都迎賓館は純和風の趣で、数寄屋大工や蒔絵など伝統的技能を多用し、大小高低ある建物や日本庭園を取り囲むように設計されているのが特徴です。
大臣会合や立礼式(りゅうれいしき)などに使用される「夕映の間」や宮中晩餐方式の「藤の間」など、伝統と格式のある日本の「おもてなし」の真骨頂を垣間見ることができます。
天皇さんや大統領の気分とは言いませんが、束の間の大臣、大使閣下の気分にはつかれることでしょう。
このような施設を継続して守っていくことが、伝統文化を維持することになります。
※2016年7月から通年公開中。