法金剛院(ほうこんごういん)。花園妙心寺近くにある律宗のお寺。この寺の起こりは古く平安時代の初めで、その後、大治5年(1130)に鳥羽天皇の中宮待賢門院(たいけんもんいん)が都の西方に極楽浄土を求めて壮麗な伽藍を建立、法金剛院と号したのが始まりです。
平安後期の定朝様(じょうちょうよう)の阿弥陀像や金箔が貼られていたことから金目(かなめ)地蔵と呼ばれる木造地蔵菩薩坐像を安置。お地蔵さまは通常非公開ですが毎月23日に法要が営まれます。ご参加は自由。
極楽浄土に咲く花と云われる蓮の花で有名なお寺。
特別名勝の回廊式庭園では、7月上旬~8月初旬が見ごろ。この期間、早朝から開門して観蓮客を喜ばせています。早朝のご参拝がお奨めです。
早くも蓮が咲きはじめていました。