鯖街道を大原の里まで

蓮華寺、三千院、法泉院。いずれも天台宗のお寺。

若狭・小浜の魚介類を京の都に運搬してきた道・鯖街道沿いの桜を楽しみながら北へ、大原の里まで訪づれました。

宝泉院では、門をくぐると樹齢七百年とされる五葉松が目の前に佇みます。このお寺は、関ヶ原の合戦の前に徳川の重臣の鳥居元忠らが自刃した伏見城の遺構が「血天井」として供養されています。

 

(ご参考)

「血天井」として供養するお寺。

 徳川家康への忠臣への証・血痕や生々しい最期の跡が残る廊下の板。

 ・三十三間堂・養源院(浄土真宗):浅井、豊臣、徳川の供養寺

 ・鷹峰・源光庵(曹洞宗):仏の意「迷いの窓」「悟りの窓」

 ・西賀茂・正伝寺(臨済宗南禅寺派):比叡山借景