祇園散策には最高ロケイションの「白梅旅館」。
江戸時代末期、新撰組がまだ洛中を駆け回っていた頃、「大柳」という屋号の元お茶屋。
昭和24年頃に先代の大女将が、お茶屋から料理旅館へと転業され現在姿とに至ります。
屋号「白梅」は、現在もある古木にちなみ名付けられたもので、今もなお新春の頃、可憐に咲き誇っています。
「かにかくに 祇園はこひし寝(ぬ)るときも 枕のしたを水のながるる」で有名な歌人吉井勇もお気に入りの茶屋で、川沿いのお部屋「梅ヶ香の間」にお軸を贈られ、今もなお大切に残されています。