お精霊迎えとお精霊送りの両方をさして、お精霊(おしょうらい)さんと言います。
毎年8月9日と10日の妙心寺での法要。お盆になるとご先祖様をお迎えするのがこのお精霊迎え。
当日は、迎え鐘を3回撞き、ご先祖様が間違ったところに帰られないように合図します。
狩野探幽(かのうたんゆう)筆の「龍の天井画」がある法堂(はっとう)前では、和尚さまがご先祖様や亡くなられた方の戒名をお塔婆を書いてくださいます。
御詠歌の流れる中、お塔婆は法堂で和尚さまに読み上げていただいた後、16日に再びお焚きで冥土に旅たちます。(合掌)